Tower of Fantasy(幻塔)は2022/08/11,PS版は2023/8/8よりサービス開始されたマルチプレイ対応型のSFオープンワールド型RPGです。広い世界を自由に探索でき、また多種多様な武器を使って様々の戦闘スタイルを楽しむこともできます。
今回はその中でもマルチプレイ・マルチプレイ対応コンテンツをするにあたってプレイヤーに配置されるであろうロール(役割)について解説を書いていこうと思っています。
タイトルにもある通りですが最終的には恩恵ロールに特化した形になっていきますのでご了承ください。
各ロール属性と分担
そもそもロールとは何?
そんな基本的なところから!?と思われるでしょうが、ロール(role)とはこのようなゲームにおいては役柄・役割を意味するものです。RPGで言えば「戦士」「魔法使い」「僧侶」みたいなものです。
幻塔ではこのロールの分別を「均衡」「強攻」「剛毅」「恩恵」名称で分類され、装備する武器の種類の数で自動で配分される仕組みとなっています。(このことを共鳴とゲーム内で呼ぶ)
※ゲーム内では武器には炎・雷などの攻撃属性に加え、剛毅・強攻・恩恵といった武器属性が設定されている。
尚4種類存在しますが実際にはマルチコンテンツ内では「均衡・強攻」「剛毅」「恩恵」でメインの役割が分かれているので実際には幻塔におけるロールは3種となっています。
各ロールの仕事
均衡・強攻
均衡と強攻はメンバー内で主にダメージディーラー(火力)を担当するクラスになります。
均衡共鳴は各武器属性を1種類ずつ装備することによって使えるロールです。共鳴の効果を見ればわかる通りですがバランスよく各能力にボーナスが配分されています。バランスのいい性能と持つ武器の特性もあり比較的ソロ向けの共鳴にもなっています。
以前はボーナスもマイルドでしたがver.3.0前後で調整が入りよりディーラーとして運用しやすくなりました。
※チームプレイ中という点はマルチ対応コンテンツで追加で発揮されるボーナス。(虚空の裂け目などのインスタンスダンジョン)
強攻は強攻属性の武器を2本装備することにより使えるロールです。性能を見ればわかる通り完全な攻撃特化となっており高いダメージをたたき出すことが可能になります。
半面装備の構成にもよりますが防御面のボーナスは一切なくなりますのでソロで運用する際は素早く敵を倒すか、生き残るための工夫が必要となるでしょう。
剛毅
剛毅共鳴は剛毅属性武器を2本装備することで使えるロールで、いわゆるタンカーになります。攻撃のボーナスは一切なく主に生存性を高めるダメージ軽減と少ないダメージでも強力に敵対値を稼ぐことができるようになるボーナスがメインになっています。
また特殊な仕様になりますが、敵が固有で持っている弱点の他に自身が装備している属性を弱点として付与できる技能が追加されます。(仕様と実際に適用される条件が特殊なためわからないうちは気にする必要はない)
恩恵
恩恵共鳴は恩恵属性の武器を2本装備することで使えるロールです。ボーナスを見ればわかる通りですがヒーラーに当たるロールとなっています。驚異的な回復性能を誇りますが反面、攻撃やボーナスは一切ない為、ソロで活動するには基本的に長期戦を強いられることが多くなりがちです。マルチにおいても基本的には味方の回復や強化、敵の弱体化を狙っていくサポートクラスになっています。
余談ですが幻塔は直接回復に関することも攻撃力を参照して行われています。故に攻撃力が低いのに回復できるわけないだろうとなりますがそれを共鳴効果である程度補っているわけですね。その分防御面に装備のリソースを振り分けて生存性を高めることができるようになっています。
実際にロールが使用されるコンテンツと注意点
上記までで幻塔でのロールをその性質についてざっくりと説明しましたが、ここからは実際に適応されるマルチコンテンツとその注意点について触れたいと思います。
マッチングシステムを使用する際の注意点
幻塔には募集やフレンド・ギルドメンバーと直接組んでコンテンツ消化するほかに簡単に組めるようにマッチングシステムが採用されています。(作今では別段珍しいシステムではないが)
このマッチングが中々に曲者になっているので利用する際には注意が必要となります。
上の画像がマッチングを利用する際に現在は必ず表示されるもので、自分でどのロールでマッチング利用するかチェックを入れて開始するシステムになっています。
何が曲者なのか?それは自分の今のロールと関係なくチェックを入れてマッチングを開始できてしまうという点です。
簡単にいえば自分が強攻ロールを使用していようが、恩恵にチェックを入れてマッチングするとシステム上は恩恵枠での判定でマッチングを開始してしまうということになります。
難易度の低いコンテンツならそれでも問題なく進める場合がほとんどなので深く気にする必要がないといえばそうなのですが…。実際のところはすべてのコンテンツで起こりうる出来事なので注意が必要になります。(これが原因でクリア不能だったり即抜けが起きたりというのは高難易度コンテンツでは珍しくない)
序盤の武器がそろわずロールが組めない・あるいは難易度が低いのでごり押しですぐ終わらせる、なんて場合はそこまで気にする必要もありませんが難易度の高いマルチにマッチング利用で挑む際はロールとマッチング設定を合わせて行うようにしましょう。
適応される主なコンテンツ
ロールが適応(されているだろう)コンテンツを紹介。
※難易度に関しては主観を含んでいますので実際には違う場合がありますので注意してください。
最後に
恩恵小話、今回は初歩の初歩ということでロールについてのお話を少々しました。
今後は主に恩恵ロールについて掘り下げていくことになりますがロール概念の意識は上位コンテンツに挑んでいくなら何をしてても意識していきたい点ではあります。
自分がやっている以外のロールも可能な限り触ってみることでその人たちの意外な苦労が判ったり増しますからね。可能であれば色々触ってみるのはありかと思います。