2つの特殊ゲージを持ち偃月刀で敵を薙ぎ払う。今回はムーングレイバーの紹介とちょっとした解説になります。
PC版基準で2020/7現在でのものになります。今後の変更や個人の主観が入ること、PS4版では参考にならない可能性があることを予めご注意ください。
クラス特徴と代表的なスキル
クラス特徴
月光痕とルナティックゲージという2つの特殊ゲージシステムを使用するアタッカークラス。全体的に広めの攻撃範囲や軽快な移動や回避で的を絞らせない動きが可能。月光痕はウォーリアーのストックシステムと似たようなシステムで蓄積と開放でダメージを取っていく。またルナティックゲージスキルを習得すると爆発力が驚異的に向上し高い火力を出すことができるようになる。
攻撃属性は物理だが魔法属性も多用する変わったクラス。
キャスタニック女性とエリーンのみ作成可能。
代表的なスキル
左からエクステンドスラッシュ、スピニングリッパー、エアストライク、ブレードカーネイジ
基本となる攻撃スキルで多くのスキルはこのスキルをCTを初期化する効果を持っている。性能は打ち上げから叩きつけのシンプルな2段攻撃でモーションも短め。使用するとオーバースラッシュとグレイブバーストへ連携ができるようになる。
2段目ヒット時に月光痕を1つ付与しルナティックゲージ20回復
3発目をヒットさせると月光痕を1つ付与しエクステンドスラッシュのCTを初期化する
月光痕が1つ以上のときにヒットさせると月光痕を1つ獲得しエクステンドスラッシュのCTが初期化する。
基礎となる攻撃スキル群その1。状況にもよるがすべてが基本となるエクステンドスッラッシュCT初期化を持っているのでそれを中心に連携を組み立てる事が可能。
左からピアーズスパイク、スプリットダンス、オーバースラッシュ、グレイブバースト
紋章を装着することでルナティックゲージ回復手段としての運用が可能になる。
反面基礎CTは長いため特定状況以外では頻繁に使えるものではない。
ヒット時に月光痕を1つ付与しルナティックゲージ10回復
ヒット時に月光痕を2つ付与する。
基礎となる攻撃スキル群2。連携専用スキルは専用なだけあって他の基礎スキルよりは威力は高めになっている。これらの連携専用スキルを上手く使いつつ攻撃を組み立てていきましょう。
月鳴り(左)月薙ぎ(右)
最大数である7つで使用すると発動した瞬間CTが初期化する特性を持っている。
使用中はクリティカル発生が3倍になり、紋章使用でヒットに応じてルナティックゲージが回復する。
2段目をヒットさせると月光痕を2つ付与しルナティックゲージを30回復する。このスキルも使用時にクリティカル発生が3倍になる
特殊システムである月光痕を使用した攻撃スキル。システム利用することもあり性能や威力ともにメインのダメージソースになってくる。
左からディスターブジャンプ、回り込み、フリンチストライク、エヴァシブロール
ダッシュしつつ敵を攻撃する移動兼攻撃スキル。月光痕がない相手にヒットさせると月光痕を1つ付与する。
長距離移動に運用でき、移動速度もかなり早いので状況によっては緊急回避にも利用できる。
月光痕が付与されている敵にヒット時にエクステンドスラッシュのCTが初期化する
移動や回避、その他攻撃スキル。完全回避はグレイバーでは重要な意味合いを持ってくるので確実に取れるようにしておきたいところ。判定自体は結構ゆるくそこまで難しくはない。
朱月(左)満月(中)守護光玉(右)
ルナティックゲージが最大のとき使用可能なバフスキル。特定スキルを初期化するとともに一定時間の間力、攻撃速度、攻撃範囲が上昇し60秒未満のスキルCTを60%減少させる効果がある。
取得後からダメージに関する世界が変わる重要なスキル。
範囲内の敵に攻撃しながら範囲内の味方を強化する攻撃兼支援スキル。再入力することで任意のタイミングで2段目の発動が可能。
支援効果は展開状態に応じて変化し最大でスキル威力+10%とクリティカル発生が20%増加する。
支援効果は強力だがスキル自体のダメージはそこまで大きくなく自分も動くことはできないため使い所がなかなか難しいスキル。朱月中に使用することでより強い効果を発揮する。
自身の周囲に玉を召喚するスキル。非戦闘時の展開中は徐々にルナティックゲージを回復させる効果を持つ。戦闘状態になるとこの効果は即時に終了する。
展開された15秒程度持続、玉は3個で被弾の際に1つ消費して被ダメージを70%カットしてくれる効果を持つ強力な防御手段となる。
ルナティックゲージを使用したバフと特殊なスキル群。後術の覚醒スキルでも使用するがルナティックゲージは実質朱月専用のゲージである。このスキル状態をいかに長くできるかで火力が大きく変わってくる。
新月(左)月牙乱槍(中)必滅天翔(右)
前方側に円を描くように移動しながら薙ぎ払う覚醒スキル。スキル使用時に4秒間すべてのスキル威力を上昇させる効果を持っており2回まで連続入力が可能で、2回使用するか再入力時間が過ぎるとCTが発生する。
ヒット時にルナティックゲージを15回復し月光痕を1つ付与する。
通常時のつなぎの他威力の高いスキル前に使うと効果的。
追加入力で最大4回まで派生する覚醒スキル。威力も高いが相応のCTもある。段階ごとに特性が若干異なり若干の再使用待機時間がある為他スキルを挟みながら連携を組んでいくのが主な用途となる。
1段目→ヒット時月薙ぎCTを初期化、月光痕3つ付与
2段目→ヒット時敵の耐久を2%減少させ月薙ぎのCT初期化、月光痕3つ付与
3段目→月光痕を計5個付与
4段目→月光痕の蓄積数に応じて威力変動(月光痕使用)
ルナティックゲージを使用し自己強化を行うバフスキル。立ち位置的には朱月の上位互換にあたり高い能力上昇があるがCTもトップクラスに長い。効果時間中に再入力を行う事で2段目となる強力な攻撃を出すことが可能。
月薙ぎ、月牙乱槍、新月の後にだすと発動速度が上昇する(2段目)
主だった覚醒スキル。強力な効果を持っているスキルが揃っているが月牙乱槍は特性上使い方で火力にかなりの差が出ることが多いのでうまく連携を組めるようになっておくとよいでしょう。
プチ講座
紋章や特性、スキル練武
特性やスキル練武などシステムの説明はこちらを参考にしてください。
紋章
レベル70達成、高級貴重紋章全て習得時のサンプル。
海外を参考に組んだ紋章のサンプルです。これが正解という訳では無いのでご注意を。
主力となるダメージスキルを伸ばすものとルナティックゲージ回収に関連するものに割り振っている形になっています。
振られている紋章の効果に関しては以下の通り
特性
特性レベル500達成時のサンプル
海外のを持を参考に筆者が使いやすいように組んだサンプルです。正解という訳では無いのでご注意を。
グレイバーの特性の特徴として攻撃スキル系のクリティカル威力上昇の項目が多いです。ダメージが高いスキルや頻度の高いスキルに振っておけば完全回避との兼ね合いでダメージ上昇が期待できるため使用頻度に合わせて振っていくとよいでしょう。
エアストライクの致命傷は紋章と近い効果の特性版です。組み合わせることで常時クリティカル発生を上昇させることができる為完全回避していないときのクリティカルに貢献することでしょう。
基本能力である攻防勢以外の振ってある特性の効果は以下の通り。
スキル練武
レベル66 オーバースラッシュ
スキル練武1毎にスキル威力が1.1%上昇 初期値0% 最大値66%
スキル練武3毎に力が1上昇 初期値0 最大値20
スキル威力を上昇させる練武です。使用頻度もそれなりに高く副効果が力の為相性が非常にいいのが特徴。スキルOPが終わったら優先して育てたい練武です。
レベル67 月薙ぎ(スキルOP)
レベル68 スプリットダンス
スキル練武1毎に威力が0.55%上昇 初期値0 最大値33%
スキル練武3毎にクリティカル発生が2上昇 初期値0 最大値40
こちらもスキル威力が上昇する練武です。朱月中は高頻度で使用するスキルの為威力上昇の恩恵はありますが、副効果のクリティカル発生はグレイバーではそこまで重要となる部分ではない為優先度としては少し低めです。
レベル69 満月(スキルOP)
レベル70 新月
スキル練武1毎に35%の確率でスキル威力が1.5%上昇する。 初期値10% 最大値100%
スキル練武3毎に耐久力が1上昇 初期値0 最大値20
確率でスキル威力が大幅上昇する練武です。使用頻度も高く有用ですが副効果が耐久の為優先度としては低め。初期値を利用した1振りをしておくのも火力増強に有効な手段です。
ちょっとしたポイント
クリティカル発生が重要でない訳
他職では効率よくクリティカルを出すためにクリティカル発生の項目が重要になってきますがムーングレイバーはクラスやスキルの特性上それに当てはまりません。
スキル説明欄でもサラっと触れていますがここでもう一度確認していきます。
- 月鳴り、月薙ぎ…スキル自体にクリティカル発生3倍の効果がある。
- エヴァシブロール…完全回避すると次のスキルが確定でクリティカルになる。
- エアストライク…紋章(1.3倍)や特性(最大で20)で30秒間クリティカル発生を底上げできる。
このように装備の性能に頼らずともクリティカル発生をカバーできています。スキル自体も他のクラスよりも発生は高めになっています。(キャスタニックの場合は種族特性でさらにカバーできる)
このような理由から装備に関してもすべて力特化の構成にしても問題ありません。
スキル関連とダメージについて
朱月の重要性
ムーングレイバーは主だった火力スキルのCTが長めに設定されており通常時では高い継続火力を出すことが非常に困難です。そこで利用されるのがルナティックゲージを使用したバフスキルである朱月と必滅天翔なります。
スキル説明にもある通り使用することで一定時間の間能力上昇とスキルCT減少の効果が得られるため効果時間中は長いCTの高火力スキルを乱発できるようになり爆発的な火力を出すことが可能になります。また朱月にはスキルCTが存在しないのでゲージさえあればいつでも使用可能です。(必滅天翔はCTがあります。)
つまりは朱月の時間を増やす=ムーングレイバーの火力といって問題ありません。
通常時はダメージをとることも大切ですが効率よくゲージを回収できる連携を組む工夫をしましょう。ゲージ回収ができる主だったスキルは以下の通り
上記のスキルを上手く組み立てて素早くゲージ回収を行う連携を組み立てるとよいでしょう。月薙ぎのCT初期化効果がある月牙乱槍の使用やエヴァシブロールの紋章でピアーズスパイクのCTを初期化して高頻度に使用することも有効です。また戦闘前には守護光玉を使用し開幕からフルゲージで行けるようにしましょう。
小ネタとして朱月を発動前に回避でキャンセルするとゲージの自然現象を抑えることができます。
月光痕システム
月鳴りと月薙ぎ・月牙乱槍の4段目は蓄積した月光痕を利用してダメージを変動させる効果がります。厳密には
- 月鳴り…数に応じてヒット数が変化
- 月薙ぎ…最大数の時のみ2段目が使用可能
- 月牙乱槍…数に応じて威力が上昇
となっています。
どのスキルも威力やダメージやルナティックゲージ回収に大きくかかわるスキルになっているので基本的には最大値である7個貯まったら使用するという形で問題ないでしょう。最大になった場合非常にわかりやすい音とエフェクトが出るので気づかないということはないでしょう。
慣れてくるまでは多少オーバーするくらい溜めて確実に最大で発動するで問題ありません。
慣れてきたら
スキルの運用に慣れてきたら無駄なく月光痕を回収できる連携を考えてみましょう。それができるようになれば自然と火力の最大値も伸びていきます。また新月にあるスキル威力増加を上手くかませてメインスキルや連携全体の火力の底上げしていけばさらに伸びる可能性があります。
最後に
独自のシステムが多く難しいと思われがちなムーングレイバーですが実際触ってみるとそこまで複雑な要素はなく覚えてしまうことは難しいものではありません。(火力をとことん詰めていくというなら変わってきますが)
その割に非常に高い火力を出すこともでき自分の成長を思いのほか実感できるクラスだと思っています。
有志のスキル回し例が公式にあったりとっつきやすい環境が整っているのでメインでもサブでも一度触ってみるのをお勧めします。